コンサルソーシング株式会社　佐久間 陽子様に伺いました。

自動化に対応できる「学習管理システム」が必要

2年ほど前からコンサルティング・研修にeラーニングを組み込んだプログラムの展開を開始しました。その後、クラウドサービスによる法人様向け定額制サービスの提供を開始しました。開発にあたり、教材作成用にロゴスウェアの教材作成ソフトを導入したのですが、教材コンテンツはSCORMにも対応しているため、学習管理システム（LMS）は他社のものを利用してのスタートでした。

当社のクライアントは企業により数十人～数百人と規模が様々ですが、定額制サービスでは、月ごとに受講講座を追加していきます。したがって毎月、講座の割当て作業が必要になりますが、手作業でしか作業ができず、かなりの工数がかかっていました。お客様が増加すればするほど、夜間の同じ日同じ時間帯に作業が重なることになり、コスト増になってしまっていました。 リーゾナブルな価格でサービスを提供し続けるために、自動化を進めることは絶対条件でした。

Platonに切替え、講座割当ての作業時間が10分の1に軽減

自動化の課題解決のためと、LMSでの学習画面の表示とログの不具合があったことから、あらたな学習管理システムの採用を考えることになりました。
教材作成ソフトと同メーカーの学習管理システムであれば、親和性があり、今後の連動性のある製品開発と改善も期待できるという点で、Platonの導入を決定いたしました。

Platonは受講者登録だけでなく、講座割当てがcsvファイルを用いて自動化できます。従来、講座割当ては一つひとつ指定しなければならず、最大2時間はかかっていましたが、Platonでは作業時間が10～20分程度に短縮されました。

直観的に操作できるPlatonでスムーズなLMS移行が実現

LMSの移行に伴い、数百のコンテンツの教材登録が必要でした。

以前のLMSでは、書き出しファイル名を英数字に変える必要があったり、アップロード先をURLを入力して指定しなければならなかったりして、大量のコンテンツの登録には手間がかかっていました。

Platonでは、書き出したSCORMのzipファイルをそのままアップロードでき、作業を一工程なくすことができただけでなく、ボタン操作のみで作業が完了するので非常にスムーズに作業を進めることができました。

また、Platonは直観的な操作が可能なので、お客様も戸惑うことなく受講いただけています。学習画面も見やすく、使いやすいと好評です。

お客様も弊社もスムーズにLMSの移行ができました。

CSVファイルの活用でミスが起きにくい作業設計が可能に

Platonの優れた操作性により、作業が単純化でき、不慣れなスタッフが作業を行う場合でもミスを軽減できています。

Platonでは、CSVファイルの取り込みによる受講者登録や講座割当てができるだけでなく、ログをCSVファイルで出力することができます。そのCSVデータを利用して受講者別および講座別受講状況レポートや受講者個人宛のチアレターの自動生成もしています。
また、Platonは大量データの処理を機械化できる部分が多いので、人的ミスをなくすことができ、高品質のサービス提供が実現できています。

今後も、運用管理作業の標準化と可能な限りの自動化・機械化を進め、より良いサービスを提供するとともに、教材の企画・開発工数の割合を高め、人材育成プログラムの更なる充実を図っていきたいと考えています。